pede dienes コーヒーミル No.461
今回の患者はペーターディーネスの真鍮筒型のコーヒーミルになります。
No.461 1930sモデルの様です。
柄が雷紋(渦巻き模様)なので見分けがつきます。
底の刻印が良くみるタイプとちょっと違いますね。
少し調べましたが良く分かりませんでした。
このタイプは、戦場で使用される事を前提としてドイツで考案されたそうです。
状態はかなり悪いです。
ハンドル回らず。
筒部真鍮に割れ多数。
粒度調整ネジ固着。歯と筒部が固着。
この手のタイプで問題がある場合、下手に触ると収拾がつかなくなります。
結局、壊してしまう事が多いです。
その場合は、下手に触らずにインテリアとして扱われると良いかと思います。
どうしても使いたい場合は、分解清掃が必要になります。
店舗持ち込みですと、コーヒーミルを取り扱っているアンティークショップ。
古いコーヒーミルを扱っている喫茶店、自家焙煎所にご依頼されると良いかと思います。
ネットならばコーヒーミルの分解清掃について情報発信している方に直接依頼しても良いかと思います。
まわり回って最終到着点は同じになる事も多いと聞きます。
結局は工賃が掛かりますので、ジャンク品を買って整備依頼するよりは、整備済みの品を買う方が安くすむ場合も多いです。
このコーヒーミルの様に珍しい物は、残念ながらその様な選択肢もなく、市場に出たらジャンク品でもなんでも購入しないと手に入れることも難しい物もあります。
次回は分解清掃を行います。
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